金沢「高木糀商店」の味噌キットで初めての味噌作り

糀

常日頃から体にいいことをしたいと思いつつもなかなかできていないというなんともなさけない現実。
せめてこのくらいはやっている、というのにしたいなぁと思い今年は発酵食品を多く摂取しようと決めて、初めて味噌を作りました。
(といっても、ブログをサボりすぎのためずいぶん前の話です。。)

昨年、友人家族と旅行で行った金沢
そこで料理上手な友人おすすめのお店「高木糀商店」でお味噌を買ったのですが、ここのお味噌がほんとにおいしい!
今年は発酵食品を積極的にとりたいし、もっと買ってくればよかったなぁなんて言っていたら、友人は結婚してから高木糀商店の味噌キットで毎年作っていると聞き、うちもやってみたいーと今年は教わりながら作ることにしました。

ということで、味噌作りの模様を写真とともにお届けします。

【金沢「高木糀商店」の味噌キットで初めての味噌作り】

届いた味噌キットはこちら。麹と塩と大豆。

味噌キット

我が家は3kgの味噌ができる量にしました。注文は電話で出来上がりを何キロにしたいか伝えるとその分量で送ってくれます。
(もちろん味噌が完成するまでの間に食べる味噌も忘れずに注文。)

高木糀商店味噌

味噌を入れる容器は野田琺瑯のラウンドポット21cmを買いました。
 

 

まずは前日に大豆を水につけるところから。

といっても大豆をよく洗ってから水につけるだけ。大豆が膨れあがるので大きめの容器にいれます。
(※一緒に教わる友人の分も準備したのでお鍋が2つになってます。)

一晩水に浸した大豆を茹でます。お水の量は大豆がひたひたになるより少し多めが理想ですが、うちは鍋(ルクルーゼ22cmストウブのオーバル29cm)のサイズがギリギリでした。
ゆで時間は約3時間くらい。

とにかく最初は灰汁がすごい!ちょっとおどろく量ですが、これも最初だけなので、しばらくは灰汁取り作業を。
落ち着いたらコトコト煮込みます。水が少なくなってしまったら継ぎ足します。

大豆を茹でる

ゆであがりの目安は親指と小指ではさんでつぶれるくらい。

ゆであがった大豆の水をきってハンドミキサー(バーミックス)でつぶします。
もちろんフードプロセッサーでもOK。

大豆をつぶす

これがちょっとだけ手間かも。量が結構あるので、手が疲れますがもうひとがんばり。
終わったら人肌くらいまで冷まします。

麹と塩と水

で、つぶした大豆に麹と塩とお水をまぜます。ここで塩を少しだけ混ぜずにとっておきます。(最後につかうので)
ポイントは最初に麹と塩と水をまぜておき、最後に大豆と合わせます。そのほうがムラなく混ざるとのこと。

みそ

そして、ボール状にしたみそ玉を空気がなるべく入らないように容器にペシャッと投げ入れます。

みそ

全部入れたら平らにして、残しておいた塩をかけます。これもカビ防止になるとのこと。

みそ

ラップをして、

ラップ

雑菌の繁殖防止にもなるし、重石の代わりにもなる塩(塩蓋というそうです)をのせて終了。

みそ

気をつけたことは、手や容器はアルコール消毒することくらいで、想像していたより簡単だったのかな〜。
いや、一人だったら無理だったか。。。隣で先生がいろいろ教えてくれたのが心強かった。

アルコール消毒

 

 

あとは、梅雨があけたら天地返しをするだけ。

自分で作ると味噌もかわいく思えてくるから不思議ですね。

ちなみに高木糀商店さんの味噌キットは作り方のレシピもついているので、もし忘れちゃってもそれを見ながらつくれば大丈夫なので安心です。

完成は早ければ夏くらいかな〜。食べ頃は秋みたいですが、若い味噌もいいですよね。
レンバイで買った夏野菜に味噌をつけてパクッと食べたらおいしそうです。

フタを開けたくなる気持ちをグッとこらえて夏までひたすら待ちたいと思います。
できれば我が家も毎年作りたい!

 
【高木糀商店】
WEBサイト:http://takagikouji.com/
住所:〒920-0831 石川県金沢市東山1-9-3
電話:076-252-7461  ファックス:076-251-5501
営業時間:9:00~19:00  定休日なし 年中無休