夫婦で選ぶ「今月の絵本」2015

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昨年はずいぶんとブログ更新をサボっていたので、
毎月夫婦で交代で選んでいる絵本の紹介をしていませんでした。
ということで、ほんと今さらですが2015年に夫婦で選んだ絵本をダダーっと一気にご紹介します。

【夫婦で選ぶ「今月の絵本」2015】

1月 夫セレクト「パパが宇宙をみせてくれた」ウルフ・スタルク

「宇宙をみせてあげよう」とパパが息子を連れ出して向かった先にあったのは…。
息子たちは物語のオチの部分(パパが何かを踏んでしまうところ)がやけに気に入ったようで、最後はいつも大興奮しています。

 
2月 私セレクト 「なかなおり」シャーロット・ゾロトウ

どんより暗い雨の日にパパがお出かけのキスを忘れたのでママは息子にやつあたり。息子は姉さんにやつあたり。不機嫌がどんどんひろがっていくけれど、それを変えてくれたのは犬のパジィ。そこからみんなにも変化が…。
読みながら、これ本当にあるなぁとしみじみ思った絵本です。

 
3月 夫セレクト 「英語で読み聞かせ せかいのおはなし1」

「ブレーメンの音楽隊」や「みにくいあひるの子」などなじみ深いお話を英語のCDを聞きながら楽しむ絵本。ただ音で聞くだけじゃなくて絵をみながらだと英語も覚えやすいかな?!

 
4月 私セレクト「Nature’s Day」Kay Maguire・Danielle Kroll

春夏秋冬、季節を感じられる絵本。ウチのは英語版ですが、「自然のとびら」という題名で日本語版が出ていますね。息子たちはこの絵本を見ながら、植物や動物のお絵かきをしたりしています。イラストがとても素敵で大人も楽しめます。

 
5月 夫セレクト 「ちいさくなったパパ」ウルフ・スタルク

「どうしておとなは遊べないの?」と息子に聞かれ、パパは考えてしまう。流れ星に願いをかけたパパは翌朝目覚めると小さなこどもになっていた。そして、息子と一緒に…。
おとなは遊んでいるつもりでも、こどもから見たらどうなんだろう?やっぱり一緒の目線になっていないんだろうなと考えさせられた絵本。

 
6月 私セレクト 「BEACH GRASS(ビーチグラス)」ジョージ・カックル

人間は海に悪いことをしたのに、
海はそれをこんな美しいものに変えてくれたんだね。
これは海で会う女の子がくれたんだ。
明日、ありがとうをいいに行こう。

以前からずっと気になっていた絵本。もっと早く買えばよかったなぁと思うくらいいい本でした。海のゴミはなくしたいけれど、ビーチグラスがなくなったら、ちょっとさみしく思うだろうな。花井祐介さんのイラストも素敵です。


 
7月 夫セレクト 「オセアノ号、海へ!」アヌック・ボワロベール, ルイ・リゴー

飛び出す絵本なのですが、地上と水中、両方の世界が楽しめます。そして、その飛び出す部分のクオリティがすごい!船の上にいた船長がいない!と思ったら、海の中にいるのを発見したり。我が家の息子たちが読むたびに大興奮する絵本です。

 
8月 私セレクト 「てのひら すいぞくかん」ハン・テヒ

潜水艦に乗って、てのひらで押したスタンプに線や点を書きたして生まれた海の生き物たちに会いに行くお話。息子たちはこの絵本を読んでから自分の手のひらを画用紙にのせてなぞり、カニやタコの絵を描いたりするようになりました。

 
9月 私セレクト 「ねこのピート だいすきなしろいくつ」エリック・リトウィン

ねこのピートがあたらしいまっ白なくつを履いておでかけ。うれしくてうたもうたっちゃう。ところがピートがのぼったのは…。
リズミカルに繰り返すフレーズが心地いい。どんなことがあっても大丈夫!前向きな気持ちになれる絵本です。

 
10月 夫セレクト 「レゴアイデアブック」

全てのピースを持っているわけではないので、同じにはできないけれど、おもしろいアイデアをもらえます。相変わらずレゴにハマっている我が家の息子たちは夫とこれを見ながら新しい飛行機や車などを作ったりして楽しんでます。作品数も多いので図鑑を見ている感覚。

 
11月 私セレクト 「かいじゅうたちのいるところ」モーリス・センダック

いたずらっこのマックスは怒ったおかあさんに夕飯抜きで寝室にほうり込まれてしまいます。その寝室に木がどんどん生えて森や野原になり、運ばれてきた船に乗ってマックスは航海にでかけます。そして、着いたところは「かいじゅうたちのいるところ」
映画化もされているし、説明がいらないくらい有名な絵本ですが、双子次男が好きでたびたび幼稚園から借りてきていたのと、わたしもセンダックの絵が大好きなのでようやく購入。やっぱり好きな絵本がいつでも手元にあるって嬉しいです。

 
12月 夫セレクト 「こどもがはじめてであう せかいちず絵本」とだ こうしろう

自然、世界、地球、人間のこと。難しく考えることなく、ちょっと興味がわくようなやさしい語り口で学べる絵本です。
息子たちはこの本で自分の住んでるところがどこなのか知ったようで「ママ、ここってちきゅうだよね?」と唐突に聞いてきたりします。「まるいのに、なんでここはまるくないの?」なんて聞いてくるとちょっと返事に困りますが。夫から「英語が話せると世界中の人たちと友達になれるよ。」と聞いた息子たちはディズニー映画などは英語で聞きたいと言ったり、よい刺激をもらったかな。

1年間を改めて振り返ってみると、どちらかというと私はビジュアル重視、夫は内容重視の感じが強めかな〜といった印象。
なので、夫婦2人で選ぶと偏らずバランスよくなっていいかも。

今年も「夫婦で選ぶ今月の絵本」続けていきます。