映画『ムーンライズ・キングダム』

少し前になりますが
夫が時間を作ってくれたので、映画『ムーンライズ・キングダム』を観てきました。

映画『ムーンライズ・キングダム』

監督はウェス・アンダーソン。

12歳の少年サムと少女スージーが
駆け落ちしたことをきっかけにはじまる物語。

残酷な境遇に置かれているサム。
そのサムの言葉がなんともいえず、心に響きました。

時代設定は60年代。

主人公スージーの着ているワンピースや
ボーイスカウトの制服がかわいかったです。

ビル・マーレイ、エドワード・ノートンもいいキャラクターを演じていて
事務的な福祉局員のティルダ・スウィントンが美しい。

そして『ダイ・ハード』のブルース・ウィルスが田舎の警官役。
今までアクションヒーローのイメージが強かったけど
さえない警官役がとてもよかったです。

ちょっと好きになりました。

少年少女のおこした小さな行動が大人たちを変えていく。

とても良い映画でした。

ウェス・アンダーソン監督の次回作
『ザ・グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)』も楽しみ。