今までいろいろな掃除の本を読んでも、
足を踏み入れていなかった「ハタキかけ」。
ついに足を踏み入れました。
フィルター掃除のためにエアコンを開けたら、
普段は見えない上の部分にすごい埃が。
その時は掃除機で吸い取ったんですが、
家にあったドミニック・ローホー著の、
『部屋とこころのシンプルな掃除』をたまたま再読したら、こうありました。
ハタキかけをした部屋の清潔感とすがすがしさには格別なものがあります。
なぜならこの道具には秘密が隠されているからです。
室内の”気”を循環させるのです。
“邪気”がハタキによって祓われ、
開け放たれた窓から新鮮な清々しい空気が室内に舞い込むのです。
なんだか、とても気持ちよさそうだったので、
私もはじめました。
著者自身もハタキを使うことを長い間躊躇していたそうです。
「ハタキかけ」はただ埃を舞上げるだけのように感じていたから。
私もそうでした。
でも、はじめてみてわかりました。
そうじゃないことが。
埃は、掃除しないでいると固まって「汚れ」になるのです。
確かに、ずっと掃除していなかった場所で、
いきなり「ハタキかけ」をすれば埃は舞い上がります。
でも、一度すべての埃を取り除いた後からは、
「ハタキかけ」でとても部屋が心地良くなります。
今まで見ないふりしていた、
ランプのかさ、壁掛け時計、カーテンレールの上もキレイなんて、
格別の清潔感。
もう虜です。
きっと、家の邪気も祓われているんだと思います。
続けられるか自信がなかったので、
しばらくは100円ショップで購入した、
ナイロンで出来たピンクのハタキを使っていました。
でも、これから長いおつきあいになりそうだったので、
ちゃんとしたハタキを買いました。
やっぱり100円ショップのとは違う。
パタパタするときにまとわりつかないし、
何よりデザインがシンプル。
そして、以前、出産祝いにいただいた「ふわふわの羽根ばたき」は
本の上やパソコン、観葉植物の葉っぱの埃に。
寝室からはじめて、家中終わったら、
落ちた頃に掃除機で吸い取ります。
毎日はなかなか難しいけれど、
三日に一度できれば、それほど埃はたまっていません。
私の場合、
ハタキがけ→掃除機がけ→コンロの五徳を洗う→ふきんを漂白。
ここまでできると、
その後の一日はとても爽快です。
本当におすすめ。
※ハタキはこちらで買いました。
『江戸のれん』さん
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