金沢までは何度か行ったことがある方でも、なかなか能登までは行ったことないという方は多いんじゃないでしょうか。
今回、能登にとっても素敵な宿があると聞き、友人家族総勢15人で金沢・能登へ旅行に行ってきました!
といっても、ずいぶんブログをサボってしまったので、9月の始めなんですけどね。
以下、写真とともにお届けします。
【絶品の能登イタリアンがいただける宿「民宿ふらっと」】
「民宿ふらっと」はオーストラリア人シェフのご主人ベンさんと、能登出身の奥様智香子さんが営む1日4組限定の宿。
元々は奥様のご両親が経営していた民宿だそう。
部屋も落ち着くし、露天風呂も気持ちいいし、食堂から日本海を眺める景色も最高なのですが、後から見返したら食べ物の写真ばっかりでした。。。すみません。
気を取り直して、まずは到着してすぐにいただいた夕食から。
というか、これが一番の楽しみだったのですよねー。
ご主人が作る能登イタリアン!
1品目は「いしり」を使ったカボチャのスープ。
「いしり」とは、イカなどの魚介類を発酵・熟成させた石川県能登地方に古くから伝わる魚醤のこと。
奥様のお父様はいしりの匠と言われた方だそうで、期待が膨らみますね。
魚醤なので、ちょっと生臭かったりするのかなぁと思っていたのですが、ある意味期待を裏切る感じで旨味がすごい。
カボチャにも合うんですね〜。
そして、金粉に、お箸も輪島塗りという、なんとも贅沢。
こちらはこどもたち用に作ってくださったクリームパスタ。
ちょっと味見させてもらったら、濃厚でうまい!
そして、ここからは大人のコース。
残念ながら貝や魚の名前など、いろいろ忘れてしまったのですが、
サザエのガーリック煮、サックサクのフリット、甘エビのパスタ、ポアレなど、どれもこれも本当においしーいっ!
能登の新鮮な魚介類をこれでもかっていうほど堪能できます。
もうこれだけで、行く価値ありなんじゃないでしょうか。
続いて、朝食。
こちらは奥様が作る能登の郷土料理。
囲炉裏で焼かれているのは2年くらい発酵熟成させた「こんかいわし」や、
「いしりごはんのかいべ」など。
こちらにも魚醤「いしり」が使われてます。
お味噌汁も輪島塗りのお椀で。
丁寧に作られているのが伝わってくる、素朴だけどとってもおいしい朝ごはんでした。
これ、ご飯何杯でもいけるやつですねー。
宿の縁側には作家さんの作品なども展示販売されています。
この日は、マスヤケイコさんの作品が。
りんごかしら?これ真剣に欲しくて悩みました。。。すっごくかわいかった。
大人8人、子ども7人で、わちゃわちゃ騒がしかったのですが、民宿の奥様も子どもたちと絵本を読んでくださったり、心地良く過ごすことができました。
この景色と料理を楽しみにもう一度泊まりに行きたい能登の宿「民宿ふらっと」です。
【民宿ふらっと】
住所:〒927-0443 石川県鳳珠郡能登町矢波27-26-3
電話:0768-62-1900 受付時間9:00~21:00(水曜定休)