夫とわたしが毎月交代で選んでいる息子たちの絵本。
1月は夫が選んだ ウルフ・スタルク『パパが宇宙をみせてくれた』
2月はわたしが選んだ シャーロット・ゾロトウ『なかなおり』でした。
『パパが宇宙をみせてくれた』は、「宇宙をみせてあげよう」とパパが息子を連れ出して向かった先にあったのは…という物語。
わたしは以前から男の子だったら、いつかパパと息子たち男だけで旅行に出かけたりするのっていいなと思っていたので、パパが息子に贈る絵本にぴったりだなぁと嬉しくなりました。
息子たちは物語のオチの部分(パパが何かを踏んでしまうところ)がやけに気に入ったようで、最後はいつも大興奮しています。
『なかなおり』は、どんより暗い雨の日にパパがお出かけのキスを忘れたのでママは息子にやつあたり。息子は姉さんにやつあたり。不機嫌がどんどんひろがっていくけれど、それを変えてくれたのは犬のパジィ。そこからみんなにも変化が…という物語。
読みながら、これ本当にあるなぁとしみじみ。
どんより暗い雨の日はただでさえ憂鬱になってしまいがち。そんなときに嫌なことがあるとつい不機嫌になってしまうことってある。
物語の後半「あやまると、いいきもちになりました。」と繰り返される文章も心地いいです。
わたしも不機嫌ではなく、いい気持ちを繋げていかなくちゃと、息子たちに読み聞かせながら日々反省。。。
なんだかよくわからない写真ですが、これは息子たちが幼稚園で借りてきた絵本のタイトルが書かれた貸し出しカード。
息子たちの通う園には「絵本の部屋」というのがあって、絵本好きの園長先生が集めた本がたくさん置いてあります。行事がなくてお弁当がある日はだいたい借りられることになっていて、息子たちもとても楽しみにしているようす。
カードは年度末なので持ち帰ってきたのですが、初めて見たわたしはこんなに読んだんだと少しびっくり。
1年間で借りてきた本の数を数えたら、双子長男は67冊、次男は69冊でした。
気に入って何度も同じ本を借りてくることもあったのですが、それでも合計すると年間100冊以上にはなるのかな。
だいたい週2、3回くらい幼稚園から絵本を借りてくるので、平日の夜は幼稚園の絵本、休日は家の絵本を読んでいます。
図書館を利用してもなかなか難しい数だと思うので、これだけの絵本を読むことができるってよい経験だなと思います。
それと、幼稚園には保護者が参加できる「絵本の会」というのもあって、月ごとのテーマで各自絵本を持ち寄って楽しむというもの。
園長先生や図書館の方にもテーマにあわせた絵本を選んでいただいています。
しばらく参加できていなかったのですが、来年度はできるだけ参加したいなぁ。
夫婦で選ぶ絵本もようやく1年。
年間たった12冊だけど、夫がどんな絵本を選ぶのか、今月はどれにしようかと悩むのも結構楽しめます。
息子たちの選ぶ本、夫の選ぶ本、それぞれ個性があっておもしろい。
自分ではきっと選ばない絵本も読んでみたらすごくよかったということも何度かありました。
ちなみに、ふたりが何度も借りてくる絵本ベスト3は、
『かいじゅうたちのいるところ』
『めっきらもっきらどおんどん』
『ショコラちゃんうみにいく』でした。
『かいじゅうたちのいるところ』は双子次男が「だいすきだから〜!」と何度も何度も借りてくるので、もう買おうかとも思ったのですが、いつも借りてくるのだから、まいっかと思ったり。。。
毎晩の読み聞かせと夫婦で選ぶ絵本、これからも続けて行こうと思います。