やめたいと思っていても、ついやってしまうこと。
私にもあります。もちろん5歳の双子の息子たちにも。
そして、それにはちゃんと理由があるんですねー。
今日は最近読んでおもしろかった絵本をご紹介します。
【ヨシタケシンスケ「りゆうがあります」】
先日、幼稚園の保護者のあつまりで息子の様子を話す機会があり、
最近わが家の息子たちが嘘をつくんですという話になりました。
私「そろそろおもちゃかたづけなさ〜い!」
息子「ぼくあそんでないも〜ん。」
私「でも、おもちゃいっぱいでてるよー。」
息子「おかしいなぁ。とうめいにんげんが、だしちゃったんじゃない?」
私「………(そんなわけないだろっ。)」
また、別の日は遊んでばかりでゴハンを食べない息子たちに
私「あそばないでたべよう!」
息子「あそんじゃおうって、まほうかけられちゃったんじゃないかな〜。」
私「………(ファンタジーかっ!)」
毎日、こんな感じの息子たち。
そんな話をしたら、一緒に参加していた友人ママが「同じようなお話の絵本があるよ〜!」と教えてくれたのが、写真の絵本。
ヨシタケシンスケ作「りゆうがあります (PHPわたしのえほん)」
しかも、絵本好きの園長が「その絵本ありますよ。」とその場で貸してくれました。すごい!
読んでみたら、男の子のママだったら誰でもこれある〜!となるようなことがいっぱい。
ベッドのうえでビョンビョンしちゃったり、廊下やお店で走っちゃったり、
一段高いところを見つけると必ず登っちゃったり、道に落ちてるものを拾って帰ってきちゃうのもちゃんと理由があるんです。
その理由もハナをほじっちゃうのは、ハナの奥に「ウキウキビーム」がでるスイッチがあって、
みんなを楽しい気持ちにすることができたりというもの。
ついついやってしまうことも、こんな理由があればOKってことにしよう!
って正直なかなかなれないですけどね、
男の子って、ほんとアホだなぁと思いつつ、そのアホさを笑えるくらい心の余裕が欲しい。
本の最後に「おとなだってついやっちゃうことあるでしょう?」って台詞があるんですが、
私がついやってしまうことを考えてみたら、何事も準備がいつもギリギリになってしまうこと。
前もって、早くから、予め、、、やっておこうという気持ちはあるのに、
ついギリギリになっちゃう理由ってなんだろなー。
「まだやらなくても大丈夫だよっ」て優しく耳元でささやくささやき虫がいるのかも。
ふと気づけばもうすぐ12月。
クリスマスや年賀状、早めに準備しないといけないことがいっぱいだー!
今年はどうかどうか言い訳せずに済みますように。
「りゆうがあります (PHPわたしのえほん)」の続編なのかな。
こちらも気になります。